テストを書いたので次はCI環境を作りたいと思います。
Travis Integration for Redmine Plugins
調べてみたところ、以下を見つけました。Travis Integration for Redmine Plugins
Redmineプラグインのテストをするには、当たり前ですがRedmineが必要になります。なので、CIの環境にRedmineをインストールするところから始めないとなのですが、その辺をTravis CI向けにスクリプト化したものです。
これは便利そうということで、これを使っての環境構築を試してみました。
追記:上記のリポジトリでRedmineをダウンロードしてくるソースがedavis10のところになっていました。ここもミラーしているようですが、Redmineのフォーラムでgithubのリポジトリが示されていたので、フォークしてソースに書き換えました。
追記の追記:プルリクエストを出して取り込まれました。
手順
手順は以下のとおりです。Travis CIで対象のリポジトリをCI対象にしている状態とします。- Travis Integration for Redmine Pluginsをクローンしてくる。
- .travis*をプラグインのルートフォルダにコピーする。
- .travis.ymlで定義されているbranchesを書き換える。クローンしたままだとtestingブランチのみが対象となるため、フックが効かないことがあるかもです。
- .travis.ymlで定義されているenvを書き換える。REDMINE_VERSIONで指定されたバージョンのRedmineでテストをします。複数指定する場合は、行をコピーしてバージョンを書き換えてください。
- .travis.ymlで定義されているPLUGINをプラグイン名に書き換える。
- .travis*をコミットする。コミットがフックされてビルドが開始されます。
結果
できた環境はこちら。テストも成功しました。.travis.ymlのrvmとREDMINE_VERSIONのマトリックスでビルドが実行されます。
非常に簡単にRedmineプラグインのCI環境を作ることができました。RedmineプラグインのCI環境を作るハードルを下げてくれますね。
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